ダイビングのイメージは?
美しい海の中に身を置いて、写真を撮ったり、カラフルな魚たちと戯れたり…
海の自然と触れ合っての楽しさや感動があります。
でもダイビングの魅力はそれだけではありません。
潜ることによって、アナタのカラダは間違いなくプラスに変化していきます。
個人差はありますが、その体質改善の効果は各々のダイバーが感じているはずです。

“ダイビングは健康産業”
トリトンはそう考えています。

 


高い脂肪燃焼量

ダイビングで体重50kgの方が1ダイブ(約40分)に燃焼するエネルギー消費量は約250kcalと言われています。
これはエアロビクスよりも高い数値です。
ではなぜダイビングがそれだけ脂肪を燃焼する量が多いかと言えば、一つは水中という運動抵抗が生じる場で、ひねりを含めた全身運動をしているからです。
そしてその運動の中で脂肪を多く燃焼する脚(Leg)の筋肉を特に使うからです。
また規則正しく、ゆっくりとした呼吸ペースも脂肪燃焼効果が高いことが実証されています。
1日2ダイブの消費カロリーをおおよそで計算すると、ビーチダイブ(エントリー、エキジットや水面移動を含む)の場合で合計700kcalになります。
すごい数字ですね。
ダイビング後にお腹が減るのも頷けます(^^)


代謝率は通常の2~3倍

ダイビングをすれば水圧が脚を引き締めてくれることにより、カラダの下部に溜まりがちな血液は押し上げられ、血液の流がよくなります。
この力は深く潜れば潜るほど大きくなります。つまり、水圧の増加で脚がコンプレッションとなり、血液はカラダ全体を循環し、心臓に戻りやすくなるのです。
これはむくみや冷え、新陳代謝を助ける効果があります。
ダイビングの代謝率は他のスポーツと比べ2~3倍も高いそうです。
ですのでダイバーは髪の毛や爪の伸びるのが早くなりがち。
心当たりはありませんか(^^)


持久力がUP

水中では水圧によって肺の容積が小さくなります。
その小さな状態で大きく吸うための筋肉、いわゆる呼吸筋が盛んに働きます。これが呼吸筋の鍛練になり、肺機能の向上につながります。
この機能が上がると、深くゆっくりとした呼吸でたくさんの空気を出し入れするようになり、普段使っていない肺のすみずみまで酸素を送り込むようになります。
そして普段の生活でも酸素をしっかり取り入れられるようになっていき、持久力が高くなります。
つまり長時間動いても疲れにくい体質に変わるのです。
ダイビングを始めたころに比べ、最近潜ったあともそんなに疲れなくなったという方は、肺機能が向上したのかもしれませんね。


免疫力がUP

リンパは人間の免疫にかかわる器官。
リンパ液がリンパ管やリンパ節を流れることで免疫機能が働きます。
ダイビングをすれば水圧による脚のコンプレッション作用で、血液と同様にこのリンパ液の流れも改善してくれます。
ダイビングを定期的に続けていけば、免疫力が高まり、風邪などを引きにくい体質に変わるかも(^^)


バランス感覚の向上

陸上では重力が働いていますが、水中に入ると浮力が加わります。
ウエイトを巻いている腰部分が重力、それ以外は浮力です。
ダイバーはこの重力と浮力の微妙なバランス状態で泳いでいます。
そのために普段、陸上ではあまり使わない筋肉も総動員してカラダを安定させています。
こうしてダイビングは調整能力も養えます。
重力と浮力の拮抗する不安定な場所で、全身の筋肉をしっかり使ってバランスが取れるようになれば、水中写真も上手になります。


心臓が強化される

水圧によって血液が上半身へ押し戻されると、心臓や肺へ送られる血液量が増えます。
すると体内のセンサーが働き、「心房性Na利尿ペプチド」 というホルモンが分泌され、心臓が強くなると言われています。
これは心臓壁が厚くなるような心肥大の予防にもつながります。
つまりダイビングをすれば、このホルモンによって、心臓は健やかな状態を保ったまま強くなっていくのです。
普段の生活では心臓を強くする場面があまりありません。
水圧によってこのホルモンの効能を享受できるのは、ダイバーの特典です(^^)


高血圧の予防に

心臓を強くする 「心房性Na利尿ペプチド」 というホルモンは血管を拡張する作用もあります。
すると末端の血管にもスムーズに血液が巡るようになり、心拍数が低下し、さらには血圧も下がってきます。
陸上で座位の状態で測った数値が、
心拍数88、血圧(上)146、血圧(下)92 
の50歳男性が、水中(胸下)で立位の状態で測ると、
心拍数82、血圧(上)116、血圧(下)63       になったそうです。
ダイビングすることを慣習にすると、ホルモンが定期的に分泌されることで平時の血圧も下がってきます。
高血圧予備軍の方にとって、ダイビングは「高血圧症」の予防にもなるのです!


筋肉も関節もリラックス

陸上では常に重力に抵抗して背中側(広背筋や大臀筋など)の抗重力筋が働いています。
そしてこれらの大きな筋肉は使いすぎると固くなり、腰痛や肩こりの原因になります。
水中では浮力が働き、この抗重力筋を弛ませることができます。それにより血管が広がって、栄養も行き渡ることで、腰痛や肩こりの痛みが緩和されることもあります。そして凝り固まった筋肉の柔軟性を高め、関節の可動域も広がります。
すなわち水中では身体の緊張が取れることで、ダイバーは肉体的にも精神的にもリラックスできます。 


インナーマッスルを鍛えられる

陸上での大きな筋肉の出力を100とすると、水中ではその半分になります。
その分、水中では大きな筋肉に代わって関節の周りの小さなインナーマッスルがしっかり働きます。
この筋肉が使われる運動を関節授動運動と言いますが、水中では効率よくその運動ができます。
水中でリラックスしてゆっくり泳げば泳ぐほど、大きな筋肉は働かず、インナーマッスルを鍛えることができます。


運動能力がUP

大人になると日頃の運動不足から神経と筋肉の連携が悪くなります。子供の頃と同じ感覚で走ろうとすると脚が絡まってしまうのはこのためです。
ダイビングはこの神経と筋肉の連携を取り戻すのにとても適していると言われています。
ダイバーはダイビングを始めて半年から1年にかけて筋力は上がりますが、筋肉はそれほど大きくなっていきません。
これは連携がうまくなってきた証拠。神経からの指令によって筋肉を構成する筋線維が多く動員され、大きな力が出るのです。
ダイビングを始めたら、ゴルフのスコアが伸びるかも…


海水療法(タラソテラピー)の効果も

地球上の生物の起源は海。海水は胎内を満たす羊水の組成に似ていて、その母なる海に包まれると不思議とリラックスでき、心身のバランスを整えてくれます。フランスでは海水療法(タラソテラピー)と言われ医療行為として認められ、海水や海草、海洋性気候を利用して関節炎、リュウマチ、感染症などいろいろな病気の予防や治療を行なっております。
ダイビングを始めたらアトピーが治ったという話はよく聞きます。このタラソテラピーの効果が現れたのかもしれません。


脚痩せ(あしやせ)効果が…

内転筋を鍛えれば太ももが細くなります。乗馬する方に脚の細い方が多いのはこのためです。
ダイビングの 『あおり足キック』 はまさにこの内転筋を鍛えるフィンワーク。
流れや抵抗のある水中を、ちょっと硬めのフィンを履いて、あおり足キックでガンガン泳げば、アナタも美脚美人になれるはず…(^^)


 
1. これらの記述はいろんな参考文献を元にトリトンが考察したものであり、実践例、臨床例などから基づいた理論ではありません。
2. 効果には個人差があります。
3. これらの記述以外に、「ダイビングはこの点もカラダにいい…!」というご意見があればぜひ紹介下さい。